スクリーン生地種類を知ろう

プロジェクタースクリーンの生地の種類としては一般的に3種類に分類されています。

マットタイプ

現在販売されているほとんどのスクリーンがこのタイプで、最近のプロジェクターと組み合わせるのならマットタイプが良いでしょう。
マットというのは英語で matte、つまり表面の光沢がないとかつや消しという意味で 拡散反射型とも呼ばれます。
入射光に対し全方向に反射するのでどこから見てもほぼ同じ明るさでプロジェクターの設置位置を選ばずに利用できるというメリットがあります。映像としても映りかたが自然で、ナチュラルな映像を見せてくれるので映画に最適な生地と言えるでしょう。

最近は多少明るさの残るリビングルームでも鑑賞にたえるシアターマット等の多少グレーっぽいタイプが人気です。
スクリーン種類

ビーズタイプ

小さなガラスビーズをペースト状にしてスクリーン表面に塗布したスクリーンです。特徴として正面から見る分にはスクリーンゲインが
高く、明るいシャープな映像が得られます。
副作用として映像がぎらつき気味で、また斜めから見ると極端に暗くみえるという問題もあります。また光が入射と同一方向に反射するという特性もあります。
一昔前のプロジェクターは明るさが不足していたのでスクリーンの方で明るさを稼ごうとして考えられた技術です。最近はプロジェクターの性能も上がり、十分な明るさを得られるのでこれを使う必要はあまり無いようです。(むしろまぶしいくらいです)
10年以上前に作られたホールとか施設ではまだこの古いタイプのスクリーンがぶら下がっていたりします。

参考 ビーズ公式ページ

パールタイプ

 
特殊なパール顔料(塗料)をスクリーン表面に印刷したスクリーンです。
高いスクリーンゲイン=輝度を維持しながら広視野角を狙った反射型スクリーンで、入射した光を反対側に反射するという特性があります。
ただこれも見る位置、角度により明るさが大きく変化する場合があります。また、膜面のシワ等の影響が映像に表れやすいという欠点もあります。
これも昔の技術で、最近は一般的なものではありません。
 参考 パール専門ショップ ww

スクリーンゲインとは

スクリーンの特性を示す重要な要素のひとつで反射特性=明るさの事です。標準白板と呼ばれる拡散板(酸化マグネシウムを焼き付けた純白板)に光を当てたときの輝度を1.0とした場合、同一条件でのスクリーン生地の輝度との比率を表しています。0.8~1.0あれば十分な
明るさが得られます。

category スクリーンを語る | 2010.08.05